三重県営総合競技場は、みどり豊かな神宮の宮域に隣接し、清流五十鈴川をのぞむ自然に恵まれた、神宮の外苑的性格を持った面積約26㏊の五十鈴公園のなかにある総合競技場です。
全体配置図
陸上競技場外観
外観は伊勢の地を意識し、神宮の神殿や内宮にある宇治橋の橋桁などで用いられている伊勢の伝統的な木組みをイメージさせるデザインとし、屋根やスタンドの高さを控え背景の山の景色が感じられるように配慮してあります。
スタンド
メインスタンドの客席の色の青と緑のグラデーションは空に向かっていくほど青空の青が多くなることで、のびやかさを、オレンジ色はスポーツの熱気や緊張感を表現しています。
陸上競技場
◆大会等にご利用できます。(一般団体及び個人使用は第二陸上競技場)
・(公財)日本陸上競技連盟 第1種公認陸上競技場、国際陸上競技連盟認証クラス2
・全天候型ウレタン舗装 400m×9レーン
・夜間照明設備
・観客椅子席:12,574席(メインスタンド:7,114席、バックスタンド:5,388席、車椅子スペース:72席)
芝生席:6,493席相当、計:19,067席
陸上競技場 | 陸上競技場(夜間) |
エントランスホール |
貴賓室 | 選手待機室 |
選手トレーニング室 |
医務室 |
情報処理室 |
司令室 |
更衣室 |
シャワー室 |
会議室2種 |
第二陸上競技場
◆ご利用時間/9:00~20:30
【17:00以降の利用は前日の15:00までに予約が必要です】
・一般団体でも個人でもご利用できます。
(※但し、大会等専有利用時を除きます)
・器具の貸出もあります。
・運動会、リクレーションにも利用できます。
◆仕様
・(公財)日本陸上競技連盟 第3種公認陸上競技場
・全天候型ウレタン舗装 400m×8レーン
・夜間照明設備
・写真判定棟 木造2階建 延べ面積59.80㎡
・器具庫及び南トイレ 木造平屋建 延べ面積346.15㎡
・雨天走路(陸上競技場東側)4レーン 約110m(直線70m)
投てき場
◆ご利用時間/9:00~20:30
・夜間照明有
【17:00以降の利用は前日の15:00までに予約が必要です】
・一般団体でも個人でもご利用できます。
(※但し、大会等専有利用時を除きます)
・ハンマー投げの練習は出来ません。多目的広場でお願いします。
・ハンマー、砲丸、円盤の貸出はありません。ヤリは貸出可
・ケージ(囲い)は利用者で準備、片づけお願いします。
多目的広場
◆ご利用時間/9:00~17:00【事前の予約が必要です】
・一般団体でも個人でもご利用できます。
・ハンマー投げの練習もできます。
・グランドゴルフ他多目的に利用できます。
体育館本館
◆ご利用時間/9:00~22:00【事前の予約が必要です】
・一般団体でも個人でもご利用できます。(定期的にご使用も出来ます)
・半分利用ができます。(詳しくは管理事務所までお問合せ下さい)
・体育館本館はラインテープが必要です。
- バドミントン・・・・10面
- バスケットボール・・2面
- バレーボール・・・・3面
- 卓球・・・・・・・・24台
- 硬式・軟式テニス・・2面 等
体育館別館
◆ご利用時間/9:00~22:00【事前の予約が必要です】
・一般団体でも個人でもご利用できます。(定期的にご使用も出来ます)
- バドミントン・・・・3面
- バスケットボール・・1面
- バレーボール・・・・2面
- 卓球・・・・・・・・10台
- 硬式・軟式テニス・・1面 等
トレーニングセンター
◆ご利用時間/9:00~12:00・13:00~22:00【12:00~13:00閉館します】
◆ご利用について
・事前の申し込みは必要ありません。開館時間に直接ご来館下さい。
・トレーニングウエア及び室内専用シューズの着用お願いします。
・中学生は保護者または指導者同伴の場合のみご利用い頂けます。
〇トレーニング器具
- ウォーキング・ランニングマシーン
- 筋力トレーニング
- エアロバイク
- ステアマスター
- バーベル
- ダンベル
- 腹筋台
- 背筋台 他
〇マッサージ器具
〇測定器具
- 血圧計
- 体重計
- 体組成計
競技場リニューアル
三重県で開催される平成30年のインターハイ、令和3年のとこわか国体、とこわか大会にむけてリニューアルしました。
【旧競技場航空写真】
昭和50年に開催された三重国体のメイン会場として開会式などが行われました。
昭和天皇の歌碑が刻まれています。
1975年(昭和50年)10月26日~10月30日まで6日間にわたり、公園内の三重県営総合競技場陸上競技場を主会場に、
「第30回国民体育大会秋季大会が開催されました。
“たくましくあすをひらこう”のテーマのもと県下16の競技会場で26の競技が行われ、感動のドラマが開催されました。
伊勢市では陸上競技・レスリング・軟式庭球・軟式野球・弓道の各競技が行われました。10万都市が主会場と5つもの
競技種目を担当したのは当時としては異例のことであり、それだけに市をあげて受け入れ準備をしたことが記録に残され
ています。また、この大会はとかく華美に流されがちの国体運営を見直し実質重視の節約型国体への方向転換が望まれた
大会でした。当時の報道は“簡素な中に本筋をわきまえて、新しい国体像を描きだしたことは賞賛に値する”と異口同音に
伝えました。